来年、人工知能(AI)デジタル教科書の導入を控え、生徒の授業中の逸脱行動を防ぐのが難しいという見通しが浮上している。デジタル教科書を実行する「ディバット」(デジタル友達を意味する教育用タブレットPC)は、生徒の「いたずら」を防ぐために有害プログラムをブロックし、YouTubeやゲームの実行も制限している。しかし、有害プログラムをブロックするセキュリティプログラムが甘いため、これを回避する方法が生徒の間で活発に共有されているのが現状だ。 11日、オンラインコミュニティやYouTubeなどで「ディバットを突破する方法」「学校タブを突破する方法」「ディバット安全モード」などを検索すると、回避方法を詳細に教えてくれる投稿を簡単に見つけることができる。
デジタル教科書を開発した出版社もこの問題を認識し、さまざまな機能を追加している。かなりの数のデジタル教科書が検定に合格したある教科書業界の関係者は、「基本的な有害サイトのブロックなどに加え、デジタル教科書を開発する際に『授業集中モード』という機能を追加した」と明らかにした。
金星出版の関係者は「授業中に他の画面を見られないようにし、必要に応じて教師が生徒の画面を任意に切り替えたり、暗転させたりする『インソールモード』を稼働させることができる」と述べた。前述の問題は、AIデジタル教科書の導入以前にノートパソコンやタブレットなどのディバットを普及させる中で、すでに浮上していた。しかし、解決策を見つけるのは依然として容易ではない。モバイル機器を学習ツールとして見るよりも遊び道具として認識する生徒が多いためだ。
このため、現場ではAIデジタル教科書の導入に伴う副作用について懐疑的な反応が出ている。ある教師は「学校の授業は一人で自習する時間ではなく、教師や友達と相互作用しながら学ぶ時間であるべきだ」とし、「たとえ管理が可能になったとしても、教師の役割が監視者や見張り役になることは望んでいない」と述べた。
[イ・ヨンイク記者]
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セキュリティが甘いデジタル教科書…教師たち「生徒のいたずらを防ぐのが難しい」
- 入力 :
- 2024-12-11 17:47:57
- 修正 :
- 2024-12-12 12:05:47