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思い出の「アイリバー」、新たな巣で復活を夢見る

LEE Hojoon
入力 : 
2025-07-15 17:55:58
アイリバーを買収したミワンの代表、ヨ・ファンドンが「第2の飛躍」プランを説明している。 キム・ホヨン記者
アイリバーを買収したミワンの代表、ヨ・ファンドンが「第2の飛躍」プランを説明している。 キム・ホヨン記者
現在、30代と40代の世代が学生だった頃、「アイリバー(IRIVER)」は国民ブランドだった。当時、若者たちは学校や学習塾でMP3プレーヤーで音楽を聴いており、アイリバーは間違いなく人気のブランドだった。故・ヤン・ドクジュン会長が1999年に設立したレインコムが作ったブランドで、創業5年目の2004年には売上高4540億ウォン、国内市場シェア80%、世界市場シェア25%を達成し、Kベンチャー企業の歴史において前例のない成長を記録した。

しかし、iPhoneの発売以降、スマートフォンが普及し、YouTubeに代表されるストリーミング時代が到来する中で、MP3は衰退の道を歩んだ。最近、アイリバーは2022年以降、昨年まで3年連続で赤字を記録し、経営危機に直面している。

そんなアイリバーが新たな巣を求めて第2の飛躍を夢見ている。今年3月、不動産開発会社ミワンがSK系列のドリームアースカンパニーからアイリバーを買収した。1966年に設立されたミワンは、繊維、金属、運輸などの事業を行う中小企業だった。しかし、外貨危機の際に事業を整理し、現在は不動産開発に集中している。



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13日、創業3世代目のヨ・ファンドンミワン代表にアイリバーを買収した背景と今後の計画について話を聞いた。ヨ代表は「先代の創業者が事業を整理し、不動産開発業にのみ集中してきたが、成長に限界を感じていた」とし、「どうすれば会社を成長させることができるかを考えていたところ、目に留まったのがアイリバーだった」と語った。ヨ代表がドリームアースカンパニーから買収したブランドはアイリバーとアステル&ケルン(Astell&Kern)の2つである。アイリバーは大衆向け音響機器や車載ブラックボックス、除湿機、ロボット掃除機などライフスタイル家電事業を行っている。アステル&ケルンは高音質で音楽を楽しむことができるデジタルオーディオプレーヤー(DAP)やホームオーディオなどハイファイ(Hi-Fi)音響機器を製造している。

彼がアイリバーを買収したのは、個人的な性向も大きく影響している。延世大学電子工学科を卒業した後、サムスン電子半導体事業部を経てナビゲーション製造事業も行うなど、デバイス産業に対する理解度が高い。

ヨ代表は音楽愛好家でもある。4歳からバイオリンを演奏し、クラシック音楽に深い造詣を持っている。ソウル江南区ミワンビルに位置する自分の執務室にも高価なスピーカーや音響機器を備えているほど音楽に真剣である。

ヨ代表は「個人的な関心事とよく合う上、事業の多角化にも役立つと期待している」と述べた。アイリバーを買収した後、ヨ代表はアステル&ケルンのポータブル音響機器事業に注力している。アステル&ケルンはグローバルポータブルオーディオ市場で先導的な優位性を持ち、現在34カ国285店舗に進出している。

ヨ代表は「会社が保有する研究人員だけでも回路設計、機構設計、音響工学を含めて22人もいる」とし、「厳しい消費者の要求を満たすための『極限の高品質音質』を作るために研究開発に没頭している」と強調した。彼は続けて「独創的な発想と革新的な製品で最高の体験と感動を提供するという企業ミッションに沿って事業を進め、アイリバーとアステル&ケルンを世界的なブランドに育てていく」と述べた。

[イ・ホジュン記者]