
キム・ガヨンMBC気象キャスターが故オ・ヨアンナの職場内いじめ加害者の一人であるという疑惑が浮上する中、SBS側が「ゴルデナ」出演に関する立場を明らかにした。
3日、SBS関係者は毎日経済スタートゥデイに「キム・ガヨンの『ゴルデナ』(以下『ゴルデナ』)降板に関して決定されたことはない」とし、「調査結果を待っている」と慎重な立場を示した。
故人の遺族は先月31日に放送されたJTBC「事件本部」を通じてMBC気象キャスター6人の中でオ・ヨアンナと同期の気象キャスターを除いた4人の団体メッセンジャーチャットルームの存在を明らかにし、「特定された2人の気象キャスター以外に2人の加害者がいる」と主張した。公開された会話には、彼らが故人について「完全に狂ったXだ。グループチャットを出よう」、「体から臭いがする。XXもいろいろだ」、「またXだ」、「(『ザ・グローリー』)ヨンジンは放送でもうまくやったのに」、「被害者コスプレ。我たちが被害者」などの発言をしている様子が収められている。チャットルームでは彼らの名前は公開されていないが、YouTubeチャンネル「ガロセロ研究所」を通じて彼らの実名が公開された。
キム・ガヨンは加害者4人の中の1人として指名されると、SNSのコメント欄を閉じて立場を明らかにしていない。しかし、「MBCニュースデスク」、「グッドモーニングFMテイです」などの既存の出演番組には通常通り出演している。
一方、故人は2021年にMBC公募気象キャスターとして入社し活動していた。2022年にはtvN「ユ・クイズ・オン・ザ・ブロック(ユクイズ)」に出演し顔を知られるようになったが、昨年9月に突然この世を去った。故人の死の知らせは昨年12月に遅れて知らされた。
その後、先月27日に故人の携帯電話から原稿用紙17枚分の遺書が発見され、職場内いじめの疑惑が浮上した。遺族は昨年12月にソウル中央地方裁判所に職場内いじめをしたと思われる職場の同僚を相手に民事訴訟を提起した。
※うつ感など話しにくい悩みがある場合や、周囲にこのような困難を抱える家族・知人がいる場合は、自殺予防相談電話 ☎109 またはSNS相談マドレーヌ(心を聞いてくれるラン線友達)で24時間専門家の相談を受けることができます。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]