大田の小学校での凶器事件で悲しくもこの世を去った故キムハヌル(8歳)ちゃんの父が、アイブのチャン・ウォニョンに弔問を要請したことに対する論争が起こる中、再度立場を明らかにした。
「娘が最も好きだったチャン・ウォニョン…最後に見せたかった」

12日、故キムハヌルちゃんの父は葬儀場で「ハヌルはアイブのチャン・ウォニョンのファンだった。大田でコンサートが開かれるときは必ず送ってほしいと約束していた」と伝えた。
彼は「ハヌルの夢はチャン・ウォニョンそのものでした。お忙しいとは思いますが、可能であればハヌルに会いに来てほしい」と慎重にチャン・ウォニョンへの弔問を要請した。
しかし、この要請を巡ってオンラインで賛否の論争が起こった。一部のネットユーザーは「ハヌルのためにチャン・ウォニョンが弔問に訪れるべきだ」と反応したが、逆に「気持ちは理解できるが、弔問要請は過剰だ」という意見も出た。
「スタシップ、すでに弔意を表明…弔花で哀悼」

これに関連して、アイブの所属事務所スタシップエンターテインメントは、すでに弔問所に「歌手アイブ。故人の名を祈ります」という文言が書かれた弔花を送って哀悼の意を表した。
スタシップ側の弔問の意志が伝えられたにもかかわらず、一部のネットユーザーはチャン・ウォニョンの直接的な弔問を要求し、論争を大きくした。
「強要ではない…父としての最後の願い」

論争が広がる中、故キムハヌルちゃんの父は再度立場を明らかにした。
彼は「チャン・ウォニョンさんに子供に会いに来てほしいとお願いしたのは、強要ではなくお願いだった」と述べ、「星になった今でも、子供が好きだったチャン・ウォニョンさんを見せたいという父の気持ちだった」と伝えた。
続けて「『強要論争』という記事を見ると本当に耐え難い」と深い悲しみを吐露した。
「故キムハヌルちゃんの葬儀は14日…永眠に入る」
一方、故キムハヌルちゃんは14日午前9時30分に葬儀を終えた後、大田追悼公園で永眠する。
10日、ハヌルちゃんは大田西区のある小学校で40代の教師A氏が振り回した凶器に悲しくもこの世を去った。
極端な選択を試みたA氏は警察に逮捕され、警察はA氏に殺人の容疑を適用して捜査を進めている。
[キム・スンヘ MKスポーツ記者]