尹錫悦大統領が内乱の首謀者の容疑で逮捕されると、一部の尹大統領支持者がソウル西部地方裁判所に乱入し、違法な暴力事件を引き起こした中、俳優のユ・トンがソウル西部裁判所の暴力事件に関与した者たちを擁護してほしいと訴えた。
ユ・トンは20日、自身のYouTubeチャンネルにアップした「4悪党、暴動を引き起こす、怯えるな」というタイトルの動画で、「西部裁判所で私たちの若い青年たちが結局、怒りを抑えきれずに暴力事件が起こった」と主張した。
彼は「目覚めた弁護士の皆さんが青年たちの弁護を引き受けて保護してくれればいいと思う」と述べ、「腐ったメディアを信じず、YouTubeを通じて流れる真実を知ってほしい」と語った。
ユ・トンは18日にも尹大統領の釈放を求め、10代の娘と共に光化門の集会に参加する姿を公開していた。
これに先立ち、警察はソウル西部裁判所と憲法裁判所で発生した騒動で逮捕した90人のうち66人を優先的に拘束することにした。
46人は西部裁判所内部に侵入した容疑、10人は高位公職者犯罪捜査処（公捜処）の車両を妨害し公務執行を妨害した容疑、10人は西部裁判所の塀を越えたり警察官を暴行した公務執行妨害の容疑を受けている。
現行犯で逮捕された90人は10代から70代までの年齢層が多様で、20・30代が51%（46人）を占めている。
