
ユーチューバーチャンネル「脱ファン収容所」の運営者が歌手カンダニエルに3000万ウォンを賠償するよう命じた1審判決に控訴した。
16日、ニューシスによると「脱ファン収容所」の運営者A氏は、12日にカンダニエルが提起した損害賠償訴訟の1審を審理したソウル中央地裁民事29単独に控訴状を提出した。
先月27日に行われた民事訴訟の1審で、「脱ファン収容所」の運営者A氏に原告であるカンダニエル側に3000万ウォンを賠償するよう命じる判決が下された。
これに先立ち、カンダニエルはA氏を相手に1億ウォンの損害賠償訴訟を提起し、ソウル中央地裁民事29単独は先月27日に「被告は原告に3000万ウォンを支払え」と判決した。
これに対し、カンダニエル側は「違法行為の罪質、犯行手法、持続的かつ繰り返しの露出によるアーティストの精神的苦痛を考慮すれば、あまりにも軽い処分だ」と指摘し、控訴の意向を示した。
A氏は2022年、自身のチャンネルに「国民の彼氏俳優アイドルの乱れた私生活」というタイトルの虚偽の動画を投稿した疑いで裁判にかけられた。A氏側は裁判過程で動画を制作し投稿した事実は認めたが、「動画の内容が事実だと思って投稿した」と主張した。
A氏は2021年10月から2023年6月まで、グループIVEのメンバー・チャン・ウォニョンなどの有名人7人を中傷するユーチューブ動画を23回投稿し名誉を毀損した疑い(情報通信網法上の名誉毀損)で、先月5月に不拘束起訴され別途裁判を受けている。
BTSのメンバー・Vとジョングクが所属事務所ビッグヒットミュージックと共に、先月3月にパク氏を相手に提起した損害賠償請求訴訟の1審も進行中である。