
今年1月初めの時点で純資産総額2位を占めたKODEX 200は2階段下がった。今年初め、KODEX 200は株式投資型ETFの中で純資産1位を記録したが、これすら米国株式型ETFであるTIGER米国S&P500にその座を譲った。この他にもTIGER KOFR金利アクティブ(合成)、KODEXマネーマーケットアクティブ、TIGER KOFR金利アクティブ(合成)、TIGER米国テクノロジーTOP10 INDXX、KODEX総合債券(AA-以上)アクティブが順に純資産総額ETF上位10位に入った。
今年、純資産が最も増加したETFは米国株式型または金利・債券型の銘柄であることが確認された。TIGER米国S&P500は純資産が4兆127億ウォン増加し、最も増加した。2位はKODEXマネーマーケットアクティブで3兆7003億ウォン、3位はKODEX CD金利アクティブ(合成)で3兆2583億ウォン増加した。KODEX米国S&P500TR(1兆9997億ウォン)、TIGER米国ナスダック100(1兆7304億ウォン)が続いた。
一方、コスピ200指数に連動するKODEX 200は今年、純資産が1兆4297億ウォン減少したことが明らかになった。サムスングループ株に投資するKODEXサムスングループは純資産が2779億ウォン減少した。RISE 200とTIGER 200もそれぞれ純資産が2142億ウォン、3157億ウォン減少した。
今年、純資産1兆ウォン以上の大手ETFを主導したキーワードは米国指数とパーキング型である。特に米国スタンダード&プアーズ(S&P)500指数やナスダック指数に連動するETFに資金が集中した。今年、米国株式市場が活況を呈していることから、米国株式型ETFへの投資が継続的に増加したと解釈される。
短期的に資金を運用できる投資商品であるパーキング型ETFにも資金が大量に流入した。譲渡性預金証書(CD)金利、韓国無リスク指標金利(KOFR)、短期債、企業手形(CP)などに投資して収益を得るマネーマーケットファンド(MMF)を活用したETFの純資産需要が大幅に増加した。昨年8月に上場したKODEXマネーマーケットアクティブは約4ヶ月で純資産3兆7000億ウォンを突破した。
コスピが今年下半期から下落傾向を続け、米国大統領選挙による不確実性が続く中、待機資金の運用需要が増加したと解釈される。
国内証券市場が停滞する中、国内大型株や二次電池事業に投資するETFは年初に加入した「1兆ウォンクラブ」から退会することもあった。サムスン電子、SKハイニックスなど時価総額上位10銘柄に分散投資するTIGER TOP10は純資産総額が9308億ウォンに減少した。二次電池企業を含むTIGER二次電池テーマ、KODEX二次電池産業もそれぞれ純資産が9029億ウォン、8950億ウォンに減少した。
[チョン・ユジョン記者]