
ホン・サンス監督(64)の33作目の長編新作、映画『その自然が君に何と言っているのか』が、2月13日に開催される第75回ベルリン国際映画祭の競争部門に正式招待された。
海外配給会社のファインカットは、21日にベルリン国際映画祭の実行委員会が記者会見を通じてホン監督の新作『その自然が君に何と言っているのか』の長編競争部門公式招待を発表したと伝えた。
これはホン・サンス監督の前作『逃げた女』『イントロダクション』『小説家の映画』『水の中で』『旅人の必要』に続く、なんと6年連続の招待である。
ホン監督はベルリン国際映画祭で『夜の浜辺で一人』で第67回銀熊賞女優賞を、『逃げた女』で第70回銀熊賞監督賞を、『イントロダクション』で第71回銀熊賞脚本賞を、『小説家の映画』で第72回銀熊賞審査員大賞を、『旅人の必要』で第74回銀熊賞審査員大賞を受賞したことがある。

ベルリン国際映画祭の招待状でトリシア・タトルス実行委員長と2人のプログラムディレクターは「ホン・サンスの最近作を見て、この映画を成り立たせる形式の言語とそのリズム、そしてその映画に込められた洞察を愛しながら見た」と述べ、「人々に対する、そしてその人々の間を流れる流れについて本当に直感的だと感じた。それでも多くの瞬間、辛辣に滑稽で面白かった。この映画に対する本当に大きな祝福を送る」と明らかにした。
『その自然が君に何と言っているのか』には、これまでホン監督の前作に多数出演してきたハ・ソングク、クォン・ヘヒョ、チョ・ユンヒなどが出演する。ホン監督の恋人キム・ミニは制作室長として参加した。映画は30代の詩人ドンファが彼の恋人ジュンヒの家に偶然訪れることから起こる出来事を描いている。
先に芸能メディアディスパッチは17日、「キム・ミニがホン・サンス監督の子を自然妊娠した」とし、「今春出産する予定」と報じた。2人がベルリン国際映画祭に同行するかに関心が集まっている。
今年75回を迎えるベルリン国際映画祭は、2月13日から23日までドイツ・ベルリンで開催される。ワールドプレミア公開後、国内では今年上半期に公開予定である。