
俳優ユ・アイン(本名:オム・ホンシク、39)の控訴審判決が出る。
18日午後2時20分、ソウル高等法院刑事5部(クォン・スンヒョン、アン・スンフン、シム・スンウ部長判事)の審理で、麻薬類管理に関する法律違反などの容疑で起訴されたユ・アインと共犯のチェ氏の控訴審判決公判が開かれる。
ユ・アインは2020年9月から昨年3月まで、プロポフォール、ミダゾラム、ケタミン、レミマゾラムなど4種類の医療用麻薬を181回投与し、2021年5月から昨年8月まで他人名義で44回にわたり睡眠薬1100錠を不法に処方してもらった容疑も受けている。さらに、共犯の知人チェ氏など4人と共にアメリカで大麻を吸引し、それを目撃したユーチューバーのキム氏に吸引を教唆した容疑もある。
昨年12月に行われた結審公判で、検察はユ・アインに対し1審の求刑と同じ懲役4年を宣告するよう裁判所に求めた。また、罰金200万ウォンと追徴金154万ウォンの命令も求めた。
ユ・アインは1審でも懲役4年を求刑されたが、昨年9月に行われた1審判決公判で懲役1年と罰金200万ウォン、80時間の薬物リハビリ教育プログラムの受講及び追徴金154万ウォンを宣告され、法廷で拘束された。
ユ・アイン側は控訴審で「大衆に喜びを与えるために自分を適切にケアできなかった結果、俳優としての人生に大きな打撃を受け、今後は大衆の厳しい視線を背負って生きなければならない」とし、「うつ病を伴った誤った選択によって被告が受ける代償は一般人が受けるものよりも甚大であることを考慮してほしい」と減刑を訴えた。また、昨年8月に父親を亡くしたことに触れ、「自分の罪のせいで父が亡くなったという罪悪感を抱えて生きなければならない」とし、「これ以上の罰はないだろう」とも述べた。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]