
女優ソヌ・ウンスクの実姉に対して強制わいせつの疑いで不拘束起訴された放送人ユ・ヨンジェの2回目の公判が今日(10日)行われる。
10日、スウォン地方裁判所成南支部刑事1部(ホ・ヨング部長判事)は、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反(親族関係による強制わいせつ)の疑いを受けているユ・ヨンジェに対する2回目の公判を進行する。この日、証人として選ばれたソヌ・ウンスクの実姉は、今回の公判を非公開で進めてほしいと要請している。
先月12日に行われた初公判で、ユ・ヨンジェの弁護士は「起訴事実を否認する」とし、「録音録や一部資料をコピーできず、関連内容を確認できなかった。具体的な起訴事実の否認の趣旨は次回の裁判で明らかにする」と述べた。裁判に出席したユ・ヨンジェも自身の疑いを否認したと伝えられている。
裁判所は、被害者であるソヌ・ウンスクの実姉と前妻ソヌ・ウンスクの2名を検察側が申請した証人として選定した。
裁判所は、先に検察が証拠として提出したユ・ヨンジェとソヌ・ウンスクの実姉間の強制わいせつの状況が記録された録音録などを重点的に検討する見込みだ。ユ・ヨンジェ側も被告人尋問と同時に証人に対する反対尋問を展開し、17日にはソヌ・ウンスクが、24日にはユ・ヨンジェが証人として出廷し、これをもって弁論は終了する見込みだ。
なお、ユ・ヨンジェはソヌ・ウンスク側が提起した婚姻取消訴訟も進行中である。
今年4月、結婚1年6ヶ月で離婚の知らせを伝えた二人。その後、ユ・ヨンジェがソヌ・ウンスクと再婚ではなく三婚であるという疑惑が浮上し、ソヌ・ウンスクはMBN「スッキリショー!ドンチミ」に出演し、「結婚前に事実婚関係を知っていたら、そんなに深い時間を持った関係だったら、私は8日で結婚を承諾しなかったし、婚姻届も出さなかっただろう」と語った。
また、ユ・ヨンジェが三婚であるとし、「(私が)法的にも3番目の妻」と述べた。その後、先月4月、ソヌ・ウンスクの実姉A氏は強制わいせつの疑いでユ・ヨンジェを分당警察署に告訴し、ソヌ・ウンスクも婚姻取消訴訟を提起した。
ユ・ヨンジェ側は三婚を認めたが、事実婚の疑惑は否定していると伝えられた。論争の余波でユ・ヨンジェは進行中だった京仁放送ラジオ「ユ・ヨンジェのラジオショー」から降板し、ソヌ・ウンスクも疲労感を与えたことを謝罪しながら出演中の「スッキリショー ドンチミ」から降板した。