俳優パク・ビョンウンが二つの顔で戻ってきた。
ディズニープラスのオリジナルメディカルスリラーシリーズ「ハイパーナイフ」ではハン・ヒョンホ役を通じてマイルドな味を、映画「ロビー」ではクァンウ役としてスパイシーな味で観客と出会う。
「ハイパーナイフ」でパク・ビョンウンが演じるヒョンホは、劇中で人間主義に満ちた信念を持つ医者で、個人病院を運営し、金や名誉よりも患者を救い助けることに大きな価値を置く人物だ。シャドウドクターとして生きるチョン・セオク役のパク・ウンビンの優れた実力と情熱を尊敬し大切にしながらも、彼女の違法手術を黙認する複雑な心情と内面を深く掘り下げている。

一方、「ロビー」ではパク・ビョンウンはチャンウク役のハ・ジョンウが率いるスタートアップ会社とは全く逆に、技術力はないがビジネスセンスとロビー力が優れているキャラクターだ。特に、公開された予告編や制作記録映像で見ることができるように、冷たく冷静に見える外見とは裏腹に、留学経験があり英語と韓国語を微妙に混ぜて使い、文法に合わない英語を話すことで観客に笑いの爆弾を提供する予定だ。
先に行われたイベントでパク・ビョンウンは「ハイパーナイフ」のハン・ヒョンホについて「私のフィルモグラフィーの中で最も優しいキャラクターだ。病院が赤字にもかかわらず、金や名誉よりも患者を見守る温かい心の持ち主」と語った。一方「ロビー」のクァンウはこれとは対照的に、自分の利益のためには何でも厭わないずる賢い人物であるため、極端なキャラクターの魅力で観客を引きつけることが期待される。
何よりも卓越したキャラクター消化力と隙のない演技力で善役と悪役、どんな役でもぴったりとこなすパク・ビョンウンだからこそ、二つの作品と共に彼の活躍にさらに期待が寄せられている。
一方、パク・ビョンウンの熱演を見ることができる「ハイパーナイフ」はディズニープラスで視聴可能で、「ロビー」は4月2日に公開を控えている。
[ソン・ジナ MKスポーツ記者]