元サッカー選手のカン・ジヨンが経済的な困難と家庭の対立の中で極度の苦痛を訴え、涙を流した。
27日に放送されたJTBCの「離婚熟慮キャンプ」では、結婚3年目のカン・ジヨンと妻のイ・ダウンが9期夫婦として出演した。過去に年俸1億5千万円を受け取っていたカン・ジヨンは、現在は化学物質製造の工場で働き、現実的な生活を送っている。
彼は「2009年に入団し、10年以上選手生活をした。しかし、膝の手術後に引退を考えていた時期に妻と出会った」と二人の縁を明かした。「妻が妊娠していることを知り、現実に直面した。サッカーコーチになりたかったが、家族と離れることができず工場勤務を選んだ」と打ち明けた。

しかし、カン・ジヨンの新しい生活は簡単ではなかった。観察映像では、妻のイ・ダウンが些細なことでイライラし、夫婦喧嘩の後にはドアロックの電池を抜く行動を見せた。カン・ジヨンは「ドアを開けてくれないと、短くて3日、長くて1週間も外で過ごす」と辛い現実を告白した。
最大の対立要因は経済的な問題だった。カン・ジヨンが「お金のことで狂いそうだ。借金が3000万〜4000万ウォンなのに、妻が子供の物を買い続けようとしている」と言うと、イ・ダウンは「あなたがお金がないのは私のせいなの?」と反論した。

さらに、カン・ジヨンが「運動をやめてお金を貯められなかった。サッカーコーチになりたかったが、あなたも子供を見るのが大変だと言っていなかったか」と言うと、イ・ダウンは「私はお金のことで苦しんでいる」と冷静な反応を示した。
その後、カン・ジヨンは制作陣とのインタビューで「妻が『行くところがないんじゃないの。あなたがどれだけお金を稼げるのか』と心をえぐるようなことを言う」と涙を流した。続けて「寝ている間に死ぬのが願いだ。車にはすべての準備ができている。離婚専門の弁護士にも行ったが、子供のためにどうしてもできない。しかし、離婚の意思は100%だ」と言い、号泣した。

カン・ジヨンとイ・ダウン夫婦の対立と衝撃的な告白はJTBCの「離婚熟慮キャンプ」で確認できる。
[キム・スンヘ MKスポーツ記者]