女優キム・ミニ(42)と映画監督ホン・サンス(64)が10年間続いた不倫関係の末に新たな局面を迎えた。二人が婚外子を妊娠したというニュースが伝えられ、芸能界と一般の間で論争が巻き起こっている。
17日、ディスパッチの報道によると、キム・ミニは現在妊娠6ヶ月で、ホン・サンスと共に産婦人科を訪れ妊娠の事実を確認したという。二人は周囲の視線を気にせず出産準備を進めており、ホン・サンスは最近運転の再教育を受けており、出産後に備えているというニュースも伝えられた。
ホン・サンスは1985年にアメリカ留学中に出会った妻A氏と結婚し、娘を一人もうけている。しかし2017年にキム・ミニとの不倫を公式に認めた後も、いまだに離婚手続きを進めていない。そのため、キム・ミニが妊娠した子供はホン・サンスの戸籍に婚外子として登録される可能性があり、家族関係登録簿の問題が新たな論争として浮上している。子供の母親としてキム・ミニではなくホン・サンスの妻A氏が登録される可能性もあり、法的問題への関心が集まっている。

ホン・サンスの妻A氏はキム・ミニの妊娠の知らせを知らなかったとされている。彼女はあるメディアとの電話インタビューで「全く知らなかった」とし、「教えてくれてありがとう」と短く答えた。この反応はネットユーザーの間で大きな衝撃を引き起こした。
キム・ミニとホン・サンスの妊娠ニュースに対する一般の反応は分かれている。「子供に何の罪があるのか」という反応から「64歳で父親だなんて、子供の未来が心配だ」という懸念の声まで、様々な意見が寄せられている。また「戸籍整理はどうなるのか気になる」というコメントも続いている。二人の関係が社会的観念や法的基準を超えることができるのか注目されている。

一方、二人は来春に出産予定のため、公の場に姿を現さず静かに過ごしていると伝えられている。出産後、子供の家族関係がどのように整理されるのか、ホン・サンスの映画活動にどのような影響を与えるのかへの関心も高まっている。
婚外子妊娠のニュースで再び注目を浴びたキム・ミニとホン・サンス。愛という名のもとに受け入れてきた二人の選択が今後どのような結果を迎えるのか注目される。
[キム・スンヘ MKスポーツ記者]