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安重根を尋問した日本人の記録がオークションに

SONG Kyungeun
入力 : 
2024-12-11 16:49:58
安重根医師の生前の姿が写った写真。
安重根医師の生前の姿が写った写真。
最近、国内で初めて公開され話題を呼んだ日本人外交官オノ・モリエの安重根医師の回顧録がオークションに出品される。この回顧録には、1909年10月26日に中国ハルビンでの事件後、ハルビン日本総領事館に連行された安医師をオノが直接尋問した内容が生々しく記されている。回顧録によると、当時安医師は伊藤博文を暗殺した動機を問われ、「韓国を滅ぼした逆賊だから」と答えた。左手の薬指を切った理由については、「私は元々北韓の山の狩人だったが、その時ウサギを料理する際に誤って指を切った」と述べた。同志たちを守るために虚偽の回答をしたのだ。オノからタバコを受け取り「サンキュー」と短く言う安医師の人間的な面も垣間見ることができる。

オノの14ページにわたる回顧録をはじめ、安医師とハルビン事件に関連する写真7点とガラス原板8枚が「安重根医師関連資料一括」(推定価格は別途問い合わせ)として、ソウルオークションが17日午後4時にソウルオークション江南センターで開催する「第181回美術品オークション」に出品される。白凡金九が1946年に直接筆と墨で詩を書いた「詩稿」(600万~2000万ウォン)も新しい持ち主を探す。オークション出品作は合計137点、低い推定価格の総額は約700億ウォンである。展示プレビューは7日からソウルオークション江南センターで行われ、オークション当日である17日まで誰でも無料で観覧できる。

安医師関連資料は韓国の個人所蔵者が日本にあった資料を最近発掘して出品したと伝えられている。先月、韓国歴史博物館が国内で初めて紹介した資料と同じものである。

韓国文学の主要資料も新しい持ち主を探す。朴景利の大河小説「土地」の第5部の肉筆原稿(48巻・推定価格は別途問い合わせ)は今回のオークションで美術市場に初めて公開される。誤字を修正し表現を整えた部分など、25年という長い時間にわたって執筆された作品を仕上げた作家の心情を垣間見ることができる。国家登録文化遺産第470-4号に登録された金素月の「ツツジの花」1925年初版(1億8000万~4億ウォン)も出品される。

[ソン・ギョンウン記者]