イ・ヨンボクシェフがエビなしでメンボシャを作る魔法を見せた。
先日6日に放送されたMBCのバラエティ番組「プク休めば大丈夫」（以下「プクダヘン」）は、中華の神イ・ヨンボク、日本料理の達人チョン・ホヨン、洋食の達人パブリと0.5星級無人島のイムウォンブーム、そしてトロットの皇太子パク・ジヒョンが共演する「無人島のシェフたち」第2弾で構成された。視聴率調査機関ニルソンコリアによると、この日の放送は全国基準で5.4%の視聴率を記録し、月曜日に放送されたすべてのバラエティ番組の中で最も高い数値を示し、月曜バラエティの最強者の威厳を見せた。
この日、ブームとシェフたちは0.5星級の干潟で食材を探す奮闘を繰り広げた。干潟に手を入れるたびに出てくるハマグリやモシガイなどの食材に、シェフたちは興奮を隠せなかった。「自分の料理に使うものは自分で捕まえなければならない」というブームの言葉に、競争心を燃やす3人の姿が笑いを誘った。さらに、0.5星級無人島近くのコフンユジャ祭りにイベントのために来て、労働者として参加したトロットの皇太子パク・ジヒョンも合流し、熱気を加えた。
そんな中、自分が料理するために貝を捕まえて「やった！全部捕まえた。先に行くね」と無邪気に話すイ・ヨンボクの幼稚な(?)一言にみんなが大爆笑した。ブームは「それでも大人としての姿は守ってほしい」とディスり、これを聞いたイ・ヨンボクは急に反省し、再び海水浴に集中した。パク・ジヒョンの労働歌を聞きながら力を入れて海水浴をした彼らは、豊富な食材と共に0.5星級無人島に戻った。
前日に捕まえたエビと干潟で捕まえた貝まで、食材が豊富で朝食への期待感が高まった。しかし、ブームは空腹の客のために時間の関係上、朝食メニューを1つに統一することにした。パブリは「ボンゴレパスタ」を、チョン・ホヨンは「冷うどん」をメニューに選び、それぞれの必殺技を披露した。ここに負けられないイ・ヨンボクは「エビ麺チャンポン」という新メニューを持ち出した。このメニューは客はもちろん、シェフたちの好奇心も刺激し、朝食メニューに選ばれた。
イ・ヨンボクはエビの身を細かく刻んでそれを使って麺を作り、自分のノウハウが加わった辛くて熱いチャンポンのスープを作り、世の中にない料理「エビ麺チャンポン」を誕生させた。チョン・ホヨンとパブリは「とても不思議だ」と驚き、スタジオでこれを見ていたアン・ジョンファンも「皇帝チャンポン」と感嘆した。
客に朝食を提供した後、彼らは夕食のために再び海に出た。彼らはブーム、パク・ジヒョン、パブリチームとイ・ヨンボク、チョン・ホヨンチームに分かれて、釣りを行った。異なるチームの船よりも多く捕まえようという意志を持った2チームは、競争するように一生懸命に釣り糸を引き上げ、赤バリからソムベン、ウナギなど様々な魚を捕まえた。特に魚のステーキ用の大きな魚を切望していたパブリは、最後にスジョギの大物を釣り上げ「ミラクル」と歓声を上げた。
こうして豊富な食材と共にやってきた夕食の時間、シェフたちは初日のメニューの順番で戦ったのとは異なり、今回はただ客のために一心同体で順番を決めた。イ・ヨンボクは「韓国で私のメンボシャが最高だ」という自負心で「メンボシャ」を、パブリは「魚のステーキ」を、チョン・ホヨンは高級魚でおでんを作り「おでん鍋」を作ることにした。
その中で魚もエビもなしでメンボシャを作るというイ・ヨンボクの料理過程が注目を集めた。彼はエビの代わりに花ガニと赤バリの身で具を作り、食パンの代わりにジャガイモでパンの形を作り、唯一無二のメンボシャを創造した。極限の環境でも最高の料理を作るイ・ヨンボクの能力にみんなが感嘆せざるを得なかった。さらにミシュランシェフパブリの特製ソースが加わった「スジョギステーキ」と世界初の赤バリで作った最高級「赤バリの手作りおでん鍋」まで、まさに0.5星級無人島でしか食べられない料理の饗宴が視聴者の食欲を刺激した。
一方、放送の終わりに公開された予告編には、世界を制覇した金色の剣士オ・サンウクが出演し、無人島で迷う「臆病剣士」として反転魅力を披露し、興味を引いた。MBC「プク休めば大丈夫」は毎週月曜日午後9時に放送される。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]
