アメリカのデジタル広告プラットフォーム企業ザ・トレードデスクの株価は、S&P500指数への組み入れが発表された直後に15%近く急騰した。

14日（現地時間）ニューヨーク証券市場の時間外取引で、ザ・トレードデスクは一時、通常取引に比べて11.07ドル（14.68%）上昇し86.5ドルで取引された。この日、S&Pダウジョーンズインデックスはザ・トレードデスクがシノプシスのアンシスを代替し、18日からS&P500指数に組み入れられる予定であると発表した。これはシノプシスのアンシス買収完了に伴う措置である。アメリカカリフォルニア州に本社を置くザ・トレードデスクは、広告主と広告代理店がデジタル広告を効果的に購入し実行できるよう支援するアドテック企業である。S&P500指数は通常、四半期ごとに構成銘柄を調整するが、今回のように買収・合併（M&A）が完了した場合には、例外的にスケジュールを前倒しして交換が行われる。

[オ・チャンジョン記者]