後輩を暴行した疑いを受けている監督兼俳優のヤン・イクジュン（50）が検察に送致された。それにもかかわらず、予定されている新作映画の公式スケジュールはそのまま強行される。
11日、警察によると、ソウル成北警察署はヤン・イクジュンを暴行の疑いでソウル北部地検に不拘束で送致した。
ヤン・イクジュンは昨年12月13日、自身が運営するソウル成北区のある居酒屋で後輩映画スタッフのA氏の頭を紙の束で何度も叩き、暴言を吐いた疑いを受けている。A氏は同月30日、警察に告訴状を提出した。
A氏はこの日、TVリポートとのインタビューを通じて当時の状況を伝えた。A氏は「ヤン・イクジュンが講義の機会を設けてくれると言って会った席で、口調が気に入らないと叱責され、20～30枚のA4用紙で何度も叩かれた」と述べ、「人を惨めに叩いた」と主張した。
ヤン・イクジュンはこのような状況にもかかわらず、19日に公開予定の映画『告白』のプロモーションスケジュールをそのままこなす。この作品で主人公ジヨン役を務める彼は、12日に試写会に出席し、舞台挨拶も行う。
