
俳優ユ・アイン(本名:オム・ホンシク、38)の控訴審弁論手続きが終了する。
24日、ソウル高等法院刑事5部(クォン・スンヒョン、アン・スンフン、シム・スンウ部長判事)は、麻薬類管理に関する法律違反などの容疑で起訴されたユ・アインと共犯のチェ氏の控訴審結審公判を行う。
ユ・アインは2020年9月から昨年3月まで、プロポフォール、ミダゾラム、ケタミン、レミマゾラムなど4種類の医療用麻薬を181回投与し、2021年5月から昨年8月まで他人名義で44回にわたり睡眠薬1100錠を不法に処方してもらった容疑も受けている。さらに、共犯の知人チェ氏など4人と共にアメリカで大麻を喫煙し、それを目撃したユーチューバーのキム氏に喫煙を教唆した容疑もある。
ユ・アインは先月行われた1審判決公判で、懲役1年と罰金200万ウォン、80時間の薬物リハビリテーションプログラムの受講及び追徴金154万ウォンを宣告され、法廷で拘束された。
先月行われた控訴審3回目の公判で、裁判所は検察の要請により「警察に対する証人尋問を行い、公判手続きを終了する」と決定した。
当時、検察は「警察と検察の調査過程で共犯のユーチューバーのヤン氏は起訴された被告人と共に大麻を喫煙した事実を認めた。ただし、犯人逃亡については依然として否認しているという趣旨で供述した。この部分を証明する必要があるため、証人を申請する」と述べ、当時ヤン氏と接触していた警察に対する証人尋問を要請していた。
ユ・アイン側は控訴審で「大衆に喜びを与えるために自分を適切にケアできなかった結果、俳優としての生活に大きな打撃を受け、今後大衆の厳しい視線を背負って生きていかなければならない」とし、「うつ病を伴った誤った選択によって被告が負う代償は一般人が負うものよりも膨大であることを考慮してほしい」と量刑理由に関する意見書を提出した。
また、昨年8月に父親を亡くしたことに言及し、「自分の罪のせいで父が亡くなったという罪悪感を抱えて生きていかなければならない」とし、「これ以上の罰はないだろう」と減刑を訴えた。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]