
厳しい状況だ。今年tvNの土日ドラマラインナップで発表された500億ウォンの大作『星に聞いてみて』から『じゃがいも研究所』まで1%台の屈辱的な視聴率を記録した中、昨年政府の医大定員拡大に反発した専攻医たちの集団辞職事態が長期化し、編成が無期限延期されていたtvNの新ドラマ『いつかは賢い専攻医生活』(以下『スルジンセ』)が放送を控えている。依然として専攻医のストライキが続いており、大衆の視線が厳しいが、このままで大丈夫だろうか。
4月12日に放送される『スルジンセ』は『いつかは賢い』医師生活を夢見るレジデントたちが入学不正期を経て成長していく過程を描いた『賢い医師生活』のスピンオフドラマで、人気俳優コ・ユンジョン(オ・イヨン役)を中心にシンシア(ピョ・ナムギョン役)、カン・ユソク(オム・ジェイル役)、ハン・イェジ(キム・サビ役)、チョン・ジュンウォン(ク・ドウォン役)などの青春俳優たちが総出演する。『賢い医師生活』を演出したシン・ウォンホ監督とイ・ウジョン作家がクリエイターとして参加する。
当初『涙の女王』の後続として編成され、昨年5月放送予定で、3月にはティーザーまで公開し宣伝活動を行ったが、専攻医たちのストライキと集団辞職により医療従事者に対する大衆の反発心が高まり、医学界に対する否定的な世論が形成され、編成が無期限延期された。
懸念の中、1年余りの時を経て編成が確定した『スルジンセ』の状況は良くない。現実の医療状況は依然として良くないからだ。
11日、保健福祉部は資料を通じて「今年3月の任用対象者は合計1672人で、昨年3月の任用対象者1万3531人に対して12.4%の水準」と明らかにした。政府が各種特例を提供するとしたが、1万1859人が研修現場に戻っていないということだ。
依然として患者たちが医療の空白で不便を感じているため、医師たちに対する否定的な世論は収まっていない状況だ。
さらに『スルジンセ』の前作ドラマである『星に聞いてみて』と『じゃがいも研究所』が共に1%台の屈辱的な視聴率を記録したという点も問題だ。依然として世論が良くない状況の中で『スルジンセ』が良い成績を収めてヒットすることができるかは未知数だ。
ただし、医療界の現実を扱ったドラマNetflix『重症外傷センター』は国内の重症外傷治療の厳しい現実を暴露し話題を呼んだイ・グクチョン教授をモチーフにしたキャラクターであるペク・カンヒョクを前面に出し、医療界の不条理に果敢に挑戦する姿を描き、既存のK-医療ドラマとは異なるテイストを見せて高評価を得た。
『スルジンセ』も『重症外傷センター』のように視聴者の共感を引き出し、tvNの土日ドラマの不振の連鎖を断ち切ることができるか注目される。
tvNの新土日ドラマ『いつかは賢い専攻医生活』は4月12日午後9時10分に初放送される。
[シン・ヨンウン スタートゥデイ記者]